DJ Premier サンプリング手法解剖 『ギャングスター Work』編
- By: BeatMakingEntertainment
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Gang Starr – Work
1990年代
サンプリングした元ネタをさらに細かく切り刻み再構築する「チョップ(Chop)」という技法を開発し、ギャング・スター、ジェルー・ザ・ダマジャ(Jeru the Damaja)、グループホーム(Group Home)、M.O.P.、ジェイ・Z、Big-L、ノトーリアス・B.I.G.、ナズ、Buckshot Le Fonqueなど数多くのアーティストたちの楽曲を手がけ、ヒップホップ界に一時代を築いた。Wikiより
ギャングスター Moment of Truth |
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アーティスト / 著者 | ギャングスター | ||||
会社 / 出版社 | Cooltempo | ||||
発売日 | 1998/3/30 | ||||
Studio album by Gang Starr | |
Released | March 31, 1998 (US) |
Recorded | 1997–98 D&D Studios (New York, New York) |
Genre | Hip hop, East Coast hip hop |
Length | 78:26:00 |
Label | Noo Trybe/Virgin/EMI Records |
Producer | DJ Premier (Producer) Guru (Co-producer) |
サンプリング元は、
Manhattans – Devil in the Dark
1分17秒からの2小節、時間的には数秒をサンプリング。
時間のある人はこの曲を丸々視聴をおすすめします。凄さが分かると思います。
マンハッタンズ ブラック・タイ/ラヴ・トーク |
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アーティスト / 著者 | マンハッタンズ | ||||
会社 / 出版社 | SOLID RECORDS | ||||
発売日 | 2010/8/21 | ||||
Year | Album | Chart positions | UScertifications | Record label | ||
US | USR&B | UK | ||||
1979 | Love Talk | 141 | 20 | — | — | Columbia |
DJ Premier サンプリング手法解剖
プリモは、AKAI MPC 60 II と S950 の12ビット サンプラーを使用
MPC独特のキック/ハイハットのノリにも注目
Gang Starr – Work
トラックの構成音
・キック、スネア、ハイハットのリズム隊、
・スクラッチ、効果音的なブラスのようなストリングス音、4小節4.5拍目のピアノ・トリル音
これらを抜きに、
メロディーを構成するChop (サンプルをバラバラに刻むんだ)ネタは、大きく分けて3つ
1小節目の
・1拍目ストリングスと (←サンプリングネタの音程は変えてない)
・2.5拍目のストリングスと (←サンプリングネタの音程は変えてない)
・3拍目から2小節全体にかけてのピアノサンプルのMPCパッドの連打 (←サンプリングネタの音程は変えてない)
基本的には、この2小節のループを繰り返しのトラック
サンプリングした元ネタをさらに細かく切り刻み再構築する「チョップ(Chop)」という技法を開発
このトラックは、AKAI MPCの音程(ピッチ)を変える機能『16 Level』は使っておらず、
サンプリングネタの『再構築』するプリモのセンスが素晴らしいです。
DJ Premier (プリモ)が AKAI MPC Renaissance のレクチャー!必見です!
ビンテージ・モード」を搭載、MPC3000やMPC60などのサウンドキャラクタを再現
AKAI AKAI MPC RENAISSANCE |
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アーティスト / 著者 | AKAI | |||
会社 / 出版社 | ||||
発売日 | ||||